CONCEPT
コンセプト
「生活を豊かにする空間づくり」
気持ちの良い空間をつくるために、いくつか大切にしていることがあります。
まずは、自然を感じられる家づくり。
自然はいろいろなカタチで感じる事ができます。
窓から見える緑や差し込む光、吹き抜ける風、季節の香り、それらは私たちに安らぎを与えてくれます。
五感で自然を感じられる空間をつくりたい。
ウチ(屋内)とソト(屋外)をつなぎ、自然を取り込む空間をデザインします。
そして自然を感じるのに必要なのが開口部です。
窓の位置やカタチで、獲られる光や風はまったく違ったものになります。
光と影そして風、空間をデザインする上でとても重要なアイテムです。
だからといってアルミサッシをただ並べるのではちょっと味気ない。
木製建具も使いながら優しい雰囲気、意味ある開口部づくりを心がけています。
人が触れる素材には、できるだけ自然のものを選択します。
素材の持つ温度と質感を感じて下さい。
そして自然のものは時が経つにつれて味わいが増します。これは素材が生きているからです。
住み手と共に家も成長します、その成長を楽しんでください。
最も優先させるのは生活する内部空間です。
見せるためではなく、住むための家づくり。
住む人にとって気持ちの良い空間をつくる、主役は住む人です。
内部空間を包む外観は敷地の個性にふさわしいカタチを探り、周辺の町並みにとけ込むよう控えめな設計を心がけています。
建築の中では規模の小さい「住宅」ですが、すべてが詰まっています。
この小さな住宅を丁寧につくる。
時を超え、世代を超えて愛される家づくりを目指します。